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広がるドメインの自由度

去る6月26日、フランス・パリにてICANN (※1) の会合が開催され、
ここで、インターネットを利用するすべての人に関わる、ある大きな方針が決定付けられました。

細かい説明は割愛し非常に大雑把に説明するならば、
この決定とは『トップレベル・ドメイン名の自由度の拡大』です。

トップレベル・ドメインとは、.comや.co.jp、.mobiなど
ドメインの一番右端のピリオド以下を指しますが、
今後はこの部分の自由度が大幅に引き上げられますので、
より自サイトの内容に合致した
覚えてもらいやすいドメインを取得することが可能になるのです。
少し、例を挙げてみましょう。

例えば、とある県の、とある地域に、
YB銀座という名前の商店街があるとします。
そこには、AAA商店BBB商店CCC商店などのお店が多数軒を連ねており、
今回、商店街の町おこしプロジェクトが発足して
商店街内のお店すべてをそれぞれに紹介する
“YB商店街サイト群”を作ることになりました。

プロジェクト担当者は、当然のことながら
「サイトは1つのまとまりのある形にしなきゃな!」と考えます。
しかし実は、AAA商店のとBBB商店、CCC商店は同業者。
ライバル同士であり、互いに競い合っていることから、
それぞれが「うちはオリジナル・サイトで独自色を出すぞ!」と言い出したりして
一向にまとまりがつきません。

…と、こんな状況があるかどうかはわかりませんが、
トップレベル・ドメインが自由化されていればこんな場合でも安心です。

この場合、例えばトップレベルドメインを『.yb-ginza』とし、
AAA商店は「aaa.yb-ginza」、BBB商店は「bbb.yb-ginza」、
CCC商店は「ccc.yb-ginza」とすれば、
サイトはそれぞれ別サイト。
でもトップレベル・ドメインの単位でまとまっており、
なおかつドメインを見ればユーザーも
「ああ、YB銀座のどこそこのお店だな」とすぐに理解することができる
のです。

これはあくまで一例ですが、
例えば上記のルールをフランチャイズ全体で適応すれば
今まで以上に覚えやすく、かつ加盟店それぞれが独自色も出せる
そんなサイト群を構成することも可能になりのではないかと思います。

検索エンジンの認知度が非常に高くなった今では
ドメインを直接アドレス・バーに打ち込む人はほとんどいなくなりましたが、
それでもやっぱりドメイン名は、サイトを覚えてもらいやすくする重要な要素です。

ドメイン名の取得は、「早いもの勝ち」の世界ですので、
もし今後、新サイトを立ち上げる予定があるのならば、
この機会に目ぼしいドメイン名を取得しておいてはいかがでしょうか?
新ルールが適用されたドメイン名の申請は、
2009年の第2四半期から受付を開始する予定とのことですので、
開始早々に申請すれば、覚えやすい素敵なドメインを
手に入れられるチャンスが十分にあると思いますよ!

※1:ICANNとはInternet Corporation for Assigned Names and Numbers
(インターネット・コーポレーション・フォー・アサインド・ネイムズ・アンド・ナンバーズ)の略で、
インターネット上で利用されるドメイン名などの標準化や割り当てなどを取り仕切る非営利団体のこと。

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