ちょっと古い記事なのですが、非常に興味深い内容なので紹介いたします。
ドリコムad4Uは「行動スキミング広告
「インターネットユーザーの行動履歴を、自社が運用も広告配信もしていないサイトでの行動まで含めて照会できる」
という、今までの行動ターゲティング広告の概念を「超越」した広告手法のようです。
一部の方は、既にここまでで、怪しい雰囲気を感じ取られる方もいらっしゃるかと思いますが、上記の広告が可能ならば、広告出稿側としては非常に有用な広告といえると思います。
確かに、ニュースリリースには、
「ウェブブラウザの基本機能を活用して、ユーザーの閲覧情報および検索キーワード情報を照会する」
という記述があります
一方で本当の所はどういう仕組みなのかを、実際に調べた方がいます。
「楽天ad4Uの実際の広告を調べてみたところ、Flashオブジェクトの中に数千個の隠しリンクが埋め込まれており、JavaScriptによってそのリンクの訪問の有無を調べ、どんなカテゴリーのサイトに多く訪問しているかを集計し、そのカテゴリーの広告を表示するようになっていた。」【行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか(高木 浩光)】
という仕組みだそうです。
分かりやすくいえば、多くのブラウザでは、ユーザーが訪問済みのサイトはリンクの色が青から紫に変化しますが、これを広告側のプログラムで読み取ることにより、上記の機能を実現しているということです。
この仕組みは、言い換えると、ユーザーの今までの訪問履歴を内緒で盗み見て(スキミング)いる事だ、というのは言い過ぎでしょうか。
このような広告の形をユーザーが知った際はどのような気分になるでしょうか。
この業界で働いている私のような物でも、嫌な気分になると思うのですが、皆様はどう思われますでしょうか・・・